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2025年03月14日
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十五の時にそう決めた

2010年12月15日


小野先生の屍鬼を二週間弱かけてビビリビビリ読みました。
もう本気で怖くて何度か夢で魘されたけど、何とか最後まで 読み切ることが出来て良かったと思ってます。最初は怖かったり難しかったりで集中が途切れるのが早くて1冊読むのに何日もかかるんだけども、三部あたりから怖い怖いと言いつつも結末が気になって寝る間を惜しんで読んでしまった…いつも不思議ですが何故本気で苦手な恐ろしいものを小説だと避けれないのだろうか、と。黒祠の島読んだときもこんな事思ったような。

実際小野先生の作品じゃなきゃ読まなかったんですが、小野先生のでも怖い読物はあと数年は読みたくないです。

二週間弱の間アタシ1日に5回は血の気が引いたり不整脈っぽい感じになったもんね!根性試し通り越して自虐の極みだと心底思ったもんね!なんやかんやで読み通したけどね!



















読み終わった直後の正直な感想としては面白かったという種類の話でも無いと思う、でも好きな本だ、尋常じゃ無く怖いだけで、みたいな。





今のアタシには普通に敏夫の行動が一番理解し易いけども、実家に居た頃に読んでたら完全に静信に同調してただろうな。(…と思うと何度か静信に苛立ったのは完全な八つ当たりかも知れないですね。でも正直途中本気で腹立った。)

つーか光男好ましい。


山村もお寺も幼い頃身近に存在していたし、自分がその中に組み込まれていた事もあったので諸々をリアルに想像して仕舞って本気でアババババーなった。

どこかロマンチックな二人が残ったのは正直意外だったな。良いところで絶対死ぬと思ってた。同調出来ないし絶対仲良くなれない人たちだと思うけど、なんやかんやであの二人好きだ。ロマンチックな人達だ。



怖い怖いと言いながら数年に一度読み返す事になりそうな作品です。小野先生の本半端無い。



いい加減もうねる!

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